ぶるー

ちゅーがくせーんとき 死ぬほどきいてたんだ ブルーハーツ。


ブルーハーツって言葉が 高校生ンときなんだか気恥ずかしくなって以来 ずっと気恥ずかしいまんまで 今でもなんだか恥ずかしくって 好きなバンドは?って聴かれたら ブルーハーツ って 絶対言わない。 まぁ実際 スキとかキライとか そんなんじゃ ないんだよな って思う。 実は好きなんです、ってのも言いたくない。 好きじゃないもん。 



んでも今でも心臓に根っこ生やしてるんだ よ ね 。たぶん 。

世間一般語で言う「とても好き」状態になると、 私は好きとか嫌いとかそんなん凌駕して 心臓に根っこをはやした何だか宿命というか 切っても切れないというか そんなようなものに なるみたい。ほかのことも。ほかのひとも。




んで 今日 あんまりにも月が白くてまんまるで 頭の上にあって  
加えて何だか泣き出しそーな気分で、 しかもその涙が 変なセンチメンタルでこぼれる感情でなしに 悔しさとか、ギザギザしたジコケンオとか、うじゃうじゃした感情から ぐいぐい押し出される涙であって




あーそーだ 聴いてみるか って  あいぽっどに密やかに入ってるのをきーてたら 中学生んときと大差ないちっちゃい子になっちゃって うひゃ。  はずかしーけど そうなって


でもあのころみたいに バカかってくらい歌詞とか 曲順とか 完全に覚えてなくて 


あれ 私の中にすんげぇ色濃く根付いてたと思ってたけど やっぱり 薄まるのだな と思って



いつでも脳内再生できると思ってたけど 無意識に再生してるとおもってたけど いつの間にか再生できなくなってたのかな と思った。  聴こえなくなってたのかな と思った。





中学生の頃 オトナになったらぜったい聴きたくないって思ってて  というのも今この瞬間の私しか 本気でこれ聴けるわけないとか 思ってて 「ブルーハーツいいよね」なんて言ってる大人は分かってるわけないとか オトナがブルーハーツ好きって言う資格なんてあるわけないとか 思ってて  


きっと中学生の私が居たら 「バカか」 ってゆーんだろーけど 22歳の私の心臓にも、 やっぱり何だか今でも、まっすぐ降りてくるんだよ。 ごめんね中学生の私。





そんなかんじでファーストひととおり聴いたら 
急にすっかり混沌としてた心臓サンは落ち着いてしまって 

いまでは
「さっきの何だったの?うわ ハズカシー」
ってかんじなのですけれども。




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混沌とした心臓サンは、
「死にたい」って たまに 言う。


おれの頭は、考える。

「死にたいなんて 生きたいから 思うのだ。苦しいのは 「過去そのもの」じゃなくて 「過去から生じる未来」だから 君は未来を思って 苦しむのだ。
明日を生きたくてたまらないから 明日を すっきり楽しくしあわせに生きたいから 苦しんで 死にたいなんて言うのだ。君の『死にたい』は 明日への意志なのだ。
ホントに死にたいやつが 明日を思って 苦しむはずがない。 ほんとに死にたいやつは 明日なんてないから 苦しまない。死ぬつもりなら どうなっても いいはずだから 」






あーもう

そーだよ  



生きて居たいよ  生きて痛いよ 
生きて居た過ぎる  痛すぎる
ファック!ファック!ファック!