ピーターとゴードンの前にはうっとりとひれ伏すしかすべのないこの喜ばしい事実と彼らが存在した世界への大賛美。

I Go To Pieces(アイ・ゴー・トゥー・ピーセス)・・・Peter & Gordon


ひさしぶりに歌詞カードみながらじっくりきいてたら全部いちいちお上品に切ないのでいいなぁ、と思った。
レノン・マッカートニーコンビにもらった曲がヒットしたことと、その時代の流行に流されてビートルズの弟分とかゆう売り出され方をされていたけれど、
彼らがめざすところはエヴァリー・ブラザース的なそれだったみたいだし、たしかにそうなんだろうなぁ、と思う。


イギリスの2人組だけれどなぜかアメリカでもてはやされているのはなんでだろう。。。


しかし一昔前のアメリカはカコイイ(わいるどな)男が女にあたま悪い媚び方をするこっぱずかしいラブソングが指示されていたというのに、急にさえないけれどお上品なおにいさんが寂しそうに失恋ソングを歌うのを指示したりするんだから、気まぐれである。

経済や国の状況と、ヒットソングを比較して人々の趣向が生まれる仕掛けを研究したらきっと面白いね。
関連を見付けるのが難しそうだけれど。ああ、でもこんな研究もうだれかやってるでしょう。

久しぶりに図書館に行きたい気分です。