アントワヌ「こういったすべてのものの目的はなんだろう?」
悪魔「目的などありはしない!」
古本屋の店頭で、悪魔と目があった。 あったと思ったけど、実は私が一方的に引き付けられちゃっただけだ。
ルドン素描と版画集 。表示の作品 「聖アントワヌの誘惑」
悪魔があんまりかこよくて、一度は通り過ぎたけど、戻って買ってしまった。
ビビッ と したんだ 久しぶりに。
ビビッ て! ビビビ
ビ
そう、そうね、ルドン久しぶりにみたわよね。前みたのは渋谷Bunkamuraだた あれは3ねんまえ?だたかしら 久しぶりルドン。久しぶり。
ルドンの描くやつら、ブラックホールみたいな眼をして、どこも見ちゃいないんだ。
黒い空洞の眼ん玉に、赤い血を流し込んであげたいの 私。 でもそんな妄想をしたら、喉の奥がズキンて痛んだ。
わたしはいったいなんのために 何をしたくて こんなエブリデイを過ごしているんだっけ?とおもっていた。
お金とか生活とか そうゆうのよりもちょっと外側のおおきなほうの大事な答え。
その答えの結果として掴んだ生き方ではなかったっけ?違ったかな。 気づいたらこんなだったかもしれない。間違えたとは思わないけど、最高の正解だったのかしら。 私はやりたくないことばかりで、特に責任持ってやりたいこともないの か な。 そうだね成る程、
そして何処を見るでもなく悪魔、「目的などありはしない!」