沙羅双樹の花の色

とか、突然いわれたって、
私は知らないよ そんなお花。


じょうしゃひっすい、の方が、まだピンとくるな。なに、サラソージュって。

フランスの美味しいスープか、はたまた耽美な音楽家か。




でもじょうしゃひっすいのコトワリをあらわす、くらいだから

きっと、

イカニモ盛者の風格、自信、 華やかさ、 

まるで打ち上げ花火のようなお花なのでしょうね


何て思って、


国語の授業で音読して以来勝手なイメージでサラソージュというお花はわたくしの頭の中にぎらぎらとグローリーに咲き誇っておりましたわけでござんスが





いま、何ともなしにグーグルに訪ねてみたところ


思いがけないことに、白いはなびらのお花でしたのね。



ペラペラ薄くて 繊細な 盛者って あれ こんな薄命美形な少女のような方なのかしらん?ジョーシャ。サラソージュ。

彼女の名はジョーシャ・サラソージュ。 


美しからんや 合掌。


(でも何となく合点がいかんので平家物語の解説なぞもみてみたらそっちにはヒガンバナのことですなんて書いてやがらぁ。あの線香花火の盛りみたいな花のことかい、なるほどね)






そうゆうわけで けさも散ってく白いヤツがべしゃべしゃと地面に墜落していたが、


はやいとこ春を迎えたいもんで


「おごれる人も久しからず」

と墜落した奴らに一言、



春の夜の夢を 夢みながら 夢うつつ、


今日もいちにちを消化しにかかるのでありんす。