たまに、
あたまんなかで誰かがぶつぶつゆっていて、うるさい。
誰かが、デタラメなメロディで歌っていて、やかましい。
そんなときは、昔読んだ本の一節を思い出して反芻したりする。、
なんだか頭が勝手にうごいてる。
疲労感と倦怠感がメンタルバランスをくずす。
ユーウツをもてあそぶ。
一体どんな話だったか皆目思い出せないけど
サローヤンの、ロックワグラム。
(ああ、サローヤンいっぱい読んだのにどれもこれも覚えちゃいない)
断片的に印象的だったせりふは書き出してあって。
「嘘っぱちのために、おまえは死にかけてるのさ。若くて運がよくて怠けていたから、おまえはほんとの自分を見失ってるんだよ」
「夢ばかり見てないで、夢そのものにならなくちゃ。死んだつもりで気狂いになったつもりで、はりきらなくちゃね」
「自分でも分かっていることだが、男が恐れているのは結局、自分の務めにかかわっていく自分自身である。その務めは生涯かけて死にものぐるいの闘争を展開しなければ果たせない」
(以上3点、ロックワグラムより)
なんてゆうのがさ、ぐるぐる頭、かくはんして
夢を叶えると務めになるんだなぁ、
とゆうのをボンヤリ思いつき、
でも叶っただけでは、まだ、果たしてないんだなぁ
なんて思って、
なんてこったい、厳しいなリアル
っつって、
ニヒルに現実に微笑みかけたりして。
そんなことして、
布団の中、
ぬくぬくしてる。よる。