さんざんぐるぐるまわった針が、結局P極を指すんだ。
それが俺の性質で、意地で、プライドで、てつがくだ。
だ！
みうらじゅんがエッセイで散々ストーンズについて語っていてニヤニヤして嬉しくなってしまった。
私 やっぱりストーンズがｽｷなんだなぁ、
「ストーンズかっこいいよね」とか「ストーンズが好き！」
ってゆう発言は、とってもうさん臭いと思う。
どれくらいうさん臭いかというと、ベロマークのTシャツくらいうさん臭いと思う。
みうらさんの言うように、ストーンズと同世代のひとたちにとっては、きっとストーンズは「伝統芸能」なのだし、若人たちには「シワだらけの老人」にしか見えないだろうから、どの世代の方にとっても、あんまし「格好よく」はないバンドだと思う。
それに「ストーンズってカッコいいよね」って発言が何だかダサく響いて聴こえるじゃないか 。
「ビートルズが好き」「マンフレッドマンさいこう」とかの方がぜったい発言としてカコイイと思う 偏見かな。
その発言の体裁はともかくとして、単純に私の好むところの「６０年代のいいバンド」とくくってみたとしたら、別に音楽的に突出してスバラシーわけでもないと思う （暴言）。 いや、だってね、他にも良いバンドはいっぱいいるもの。マンフレッドマンにホリーズの方が私 実は断然聴いているかもしれない。
たぶん ストンズは、やってきたこととか、歩んできた過去の結果とかつくった物とか そうゆうのよりも、 今ストンズが存在していること それ自体が なんだかふんわり カコイーんではなかろか。
ずうっと昔に解散してる 過去のバンドだったら 他のバンドたちと単純に並べて聴いていたと思う。
そして存在していること自体が何だかカコイーってゆうことは すごくカコイーことなんじゃないかって、私は評価しちゃうんだ。 頭でそう判断するんじゃなくて、 直感的に そうおもっちゃうのよ。
私もいつかバーサンになってさ、 昔やったこととか 昔つくった物とか そうゆうので評価されたらそれも嬉しいけど それだけじゃなくって それを全部ひっくるめて 今のバーサンの自分を ステキって思ってもらえるよーになりたいなぁ と思うよ。 過去の点としてのdid過去形の自分じゃなくて 今まで生き延びてきたhave been doingな現在完了進行形（？って言い方で合ってる？しばらく文法に触れてないからｱﾔﾌﾔﾌｰ）の自分をみてもらいたいよ。
というわけで
あした吉祥寺の爆音映画祭でストーンズみてくるよ。えへへ。なんだか照れくさいけど 好きなんだもの。
ああ やっぱり 「ストーンズ好き」 って発言はかっこわるいな。ベロのTｼｬﾂみたいなんだよな。
最初に音楽のはなしをするときは「６０年代のﾋﾞｰﾄｸﾞﾙｰﾌﾟが好きです」ってゆっちゃうよ。
