誰でもないくせに、
けれども確かに存在する「彼ら」というものへの恐怖が、
「I」を認識してから、ずっとずっとこびりついていて、未だに剥がれてくれないのである。
あたしは「彼ら」の一員になれたことなんてきっと一度だってない。それはいつも「I」がいっこ、孤独に真ん中でぽつんと突っ立っているからで、それは孤高とかそんな高尚なものではなく、ただ「彼ら」というものへの恐怖が生んだ、何のやくにも立たない自意識だ。shit.
「彼ら」への恐怖は黒い色をしている、と言っても単純な黒から生まれた黒ではなく、あらゆる色の感情の絵の具をパレットの上に出してぐちゃぐちゃ試行錯誤しているうちに、全部が混ざって、結果黒くなったような、そんなくろなんだ。
「彼ら」への羨望と、卑下と、無関心と関心と、2つの意味の感心と
全部が渾然一体としている。
ぐちゃぐちゃぐにゃー!!
怖いな、と思う。
ごめんなさい、と思う。
ほっといて下さい、と思う。
お願いだからほっておかないで、と思う。
俺を見ろよ、と思う。
見てんじゃねぇよ、と思う。
嫌いだ、と思う。
大好きだ大切だ抱きしめたい、と思う。
あれをペイントイットブルーして
それをペイントイットレッドして
あっちをペイントイットイエロー
そっちはペイントイット・・・・ なんでもいいけど
結果全部がブラック。
ぽつんと真ん中を塗り残して ビビって触れられなかった「I」がますます「彼ら」とのコントラストを増していく。
君は誰なんだ/溶け出したガラス箱
よく似合う。
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ちかごろブログ書くのが怖かった、というより、こんなん意味ねー、っていうか、自分で消化しろよ、というか、人にストレス与えたりといった負の効果があるならばそんなこと絶対しちゃだめで、あたしは誰かを羞しめたり傷つけたりしたくはないし、そもそもそうゆうことできるような自分の拠り所(立派さ、といえば分かり易いか)なんて持ってるはずもなく、もうしばらく書かない方がいいな、とか、もういっそ公開するのやめよう、とか思ってた。
なのに結局書いてるじゃん、てゆうことなのだけれども。
でもヤメる、は最終手段だから。
ヤメるんじゃなくて変える・変わることが大事だから。
ゼロにしたら何もないだけだから。
自分でも若干わけわかんないけどやっぱり書こう、と思った。
あ、何かペラペラなこと言った気がする、まあいいや、なぜなら嘘じゃない。