2008-05-04 02:05:08

「やきとりもぐもぐ」

むしゃむしゃ

言葉たくみな人はいまいち信用出来ないというか、

「コイツうまく話せるだけじゃね?」

とか思ってしまうので、つい警戒して、言葉に見合った中身がちゃんとあるのか、
言葉にともなった行動ができるのか、疑ってしまうんですよね、ワタシ。



そもそも言葉ってモノがあんまり信用出来るもんじゃねぇだろ、って、思ってるとこがあって。

だからよけいに言葉ばっかりたくみな人はその人自体虚像だ!とかおもってしまうのですが。









でも今日は、
やっぱり、
話すことって大事だなぁとおもったの。

だってやっぱり
言葉でコミュニケーションする生き物なんだよね、ぼくたち。


残念だけど、曖昧なんだけど、言葉でコミュニケーションするんだよボクたちは。



ココロとココロを通信ケィブルでつないで、伝えるわけにはゆかないのだ。



それに
自分自身のことも
ただ”気持ちを感じる”だけじゃどうしても分かりきらないところがあって、


言葉にして自己分析しないと、
どうして眼からぽろぽろ涙が出そうなくらい胸の真ん中のちょっと奥がズッキンズッキンするのかとか、
どうして頭割れそうなくらいこめかみの血管がムズムズしてイライラするのかとか

わっかんないんだ!



べつに確かに生きてく上で、深い深い自己分析はそんなに必要ないと言えば必要なんてなくて

むしろ自己分析の過程で苦しくてたまらなくなることだってあるのだけど



うーん

言葉をいいかげんに扱って
自己分析も曖昧に
感情のままにただ何となく日々を過ごしているよりは


激しく自分に向きあって
自己実現にまっすぐで
自分の感情を言葉でとらえる努力を怠らない人
の方が


つえぇ!!!



話すことは
本を読んでボキャブラリーと表現方法を身につけることが大切。

ただし読んで、受け売り文句を暗唱するだけじゃ、鍛えられない。

それを自分のものにして消化して筋肉にするには
やっぱり
人と話すことによってしか
成されない。


自己分析のための
言語能力を身につけるためにも
会話や、言語コミュニケーション

だいじなんです。

けっきょく
自分とだって
コミュニケーションするときは

言葉

しかないとさえ思う。




自分のことは分かってるなんて、
そんな
直感的感情だけ分かるなんて
そんなの
動物だっておんなじだ。


どうして人間が貪欲な向上心もって進化したかってゆうと

自分と会話したからだと思う。








と言うわけで言葉は曖昧でまったく信用ならなくて言葉だけのヤツなんてほんとむかつくんだけど

でも

会話はすごくだいじだ、とおもうの。

それにしても社交辞令じゃなくってホントに考えて話すことは結構なエネルギィを使うから
ついいつも手を抜きがちなんだけどさ


大事にしなきゃってときは全力で本気で話すよ。




「これからは、もう心ないつながりをつくらないようにしよう。
そういうがさつさが私をますます鈍らせて、自分の首をしめるのだ。」
よしもとばなな 王国 より)